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木材へのメッキ加工はなぜ難しい?
銀鏡塗装なら実現できる“鏡面仕上げ”とは
木材に美しいメッキ仕上げを施したい。そんなご要望に、通常のメッキ加工では対応が難しいのが現実です。本記事では、木材にメッキ加工が難しい理由と、それを解決する技術として注目されている「銀鏡塗装」の仕組み・特長・活用例をご紹介します。
木材にメッキ加工が難しい3つの理由
一般的なメッキ加工は、金属や樹脂などの電気を通す素材に適した技術です。木材の場合、次のような問題点があります。
- 1. 木材が電気を通さない
メッキは素材に電気を流して金属を析出させるため、電気を通さない木材には不向きです。 - 2. メッキ液を吸収してしまう
木材は多孔質であるため、液体を吸い込みやすく、メッキ液が内部に浸透してしまう恐れがあります。 - 3. メッキ槽で沈まず浮いてしまう
比重が軽い木材は、メッキ槽の中で沈まずに浮いてしまい、安定した施工が困難です。
これらの理由から、従来のメッキ加工では木材への施工が非常に難しいとされてきました。
銀鏡塗装なら木材にも施工可能
こうした課題を解決できる技術が「銀鏡塗装」です。
銀鏡塗装は、空気中で銀を析出させる特殊な塗装技術であり、以下のような特長が2つあります。
- 1. 電気・メッキ槽を使用しない
銀鏡塗装は、液剤を吹き付けることにより表面に銀を析出させる、すなわち空気中でメッキの工程を行うという技術です。メッキ塗装で必要な電気やメッキ槽が不要なため、木材にも施工が可能です。 - 2. 独自の表面処理技術
弊社では、木材の表面を整えるための特殊な下地処理を施しています。これにより、銀が均一に付着し、美しい鏡面仕上げを実現できます。
銀鏡塗装が選ばれる理由とは?
銀鏡塗装は、単なる「金属風の塗装」ではありません。木材に使用することで、次のような高い意匠性を生み出し、木材への施工に需要が高まっています。
木目を残したまま鏡面仕上げ
x銀の厚さは約0.1μ(ミクロン)という超薄膜。そのため、木材本来の自然な木目を残したまま美しい鏡面を表現することができます。この「木目が残る」ことがお客様より大変好評となっており、より一層注目されています。

高級感と唯一無二の質感
木のぬくもりと銀のシャープな輝きが共存した独自の風合いは、内装デザイン・家具・ディスプレイ業界から高く評価されています。
銀鏡塗装の活用例と実績
これまでに弊社が施工した事例として、以下のような用途が挙げられます。
- ・商業施設・ホテルの内装壁面
- ・展示会の什器・アート作品
- ・高級家具やインテリア小物
- ・建築家・デザイナーの特注品
お客様のご要望に応じて、素材の選定から施工方法まで柔軟に対応いたします。
銀鏡塗装をご検討の方へ
弊社では、木材に特化した銀鏡塗装のノウハウと、多様な施工実績を持っています。
- ・木目を活かした美しい鏡面仕上げ
- ・オリジナル家具や空間演出に最適
- ・小ロット・試作からも対応可能
お見積もりやご相談は無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。